ネクストビジョン ありまです。
また今年も、新入社員を迎えるシーズンとなってきました。
当社ネクストビジョングループは広島と東京・大阪をネットで中継して合同の入社式を行いました!

広島の様子です。

東京の様子です。

大阪の様子です。
今回は、私が当社の入社式でご紹介したお話をご紹介したいと思います。
ぜひ新入社員を迎えた時の挨拶、新入社員研修などに参考になさってください。(笑)
はじめに
学生から社会人として羽ばたく新社会人のみなさんに、ちょっとばかり先を生きてきた先輩としてエールを送ります。
本日は「シガク」のススメというものをご紹介します。
社会で生きていくために必要な力として4つの「ガクモン」がある。これを称して「シガク」というのだとか。
1.学ぶの「ガク」
一つ目のガクは勉強の「学(ガク)」です。
やはりこの厳しい現在社会で生きていくためには多くの知識が必要です。
学校を出たらそれで勉強が終わるということではなく、社会人になってから学べることはたくさんあります。
これからが本当の勉強のスタートなのです。
学ぶことを絶え間なく続けるということ。多種多様な本を読み、自分の専門分野の周辺分野も含め、広い分野の知識を貪欲に吸収すること。学ぶことこそ人生、学ぶことは生きることと言えるかと思います。

いくつになっても勉強です!
2.額(ひたい)の「ガク」
二つ目のガクは額(ひたい)。つまり額の後ろにある前頭葉、すなわち、「額(ひたい)」の「額(ガク)」です。
創意工夫やアイディア、そして思い遣りをつかさどるのが前頭葉といわれています。気持ちを慮る、つまりどういうことがまわりの人々に起こっているか、どういうことが自分の周辺の社会で起こっているかをイメージ豊かに思いを馳せる力がこれからの時代はとても大切です。
つまり「額力」知識だけではなく「知恵」で切り抜けるということでもあると思います。「額力」を鍛えないと、ひとりよがりとなり、周りの人とともにことを成すことは難しいでしょう。

ひらめきが大事!
3.顎(あご)の「ガク」
三つ目のガクは、顎(あご)の力の「ガク(顎)」です。アゴとはコミュニケーションを生み出す「口(くち)」そのものを指しています。
これは雄弁にモノを語れということではありません。弁達者でなくても、誠心誠意、真剣に意見を交換し合う力のことを指しています。
昨今のコミュニケーションは電子メールやLINEなどのIT技術の発展により少々変化してきました。これらIT技術を活用したメッセージは時として一方的になりがちです。
本来のコミュニケーションとは相手と直接「対話」することに意義があります。人間関係を良くするのも「対話」ですし、トラブルを解決するのも「対話」なのです。
それに加えて、健康を維持しながら、立派な人間として活躍していくためには、食べる力、つまり良く噛む力も必要です。昔から腹が減っては、戦はできぬなどといいます。
4.楽しむ・楽する「ガク」
最後のガクは、楽しむ力の「ガク(楽)」です。
社会に出れば、色々な苦難があるわけですが、どんな仕事でも、それを楽しいと思うか苦しいと思うか、イヤと思うかそうでないかによって大きく結果が違います。折角の人生です。大いに楽しんで生きようではないですか。
また、「いかに楽(らく)をしてやろうか」と考えることも大切なことです。
私たち人類は、楽をしよう・楽をしようとして、様々な道具を発明してきました。
ワープロや表計算や様々なアプリケーションも「もっと楽をしたい」というチカラがなければ生まれてこなかったわけです。
それゆえに、楽をしようとするチカラである「楽力」を磨いて、さらに便利で、さらに合理的に、効率よくなる様々な道具を作って、人々の生活に寄与し必要とされるようになる。それが社会で生きていくために必要な活動だとおもうのです。

合理的な職場
まとめ
学ぶ「ガク(学)」、
思いやりと創造力のための「ガク(額)」、
対話と健康のための「ガク(顎)」、
人生を楽しみ、楽をするための新たな仕組みをつくる「ガク(楽)」。
その四つの「がく」を鍛えることを忘れないようにというのが、この「シガク」のススメです。
これから新しい門出に立つ若者の姿をみると心地よく、こちらも元気をもらえた気がしますね。
これからの未来の日本のため、それぞれの人生のため、未来が素晴らしいものとなるよう頑張ってもらいたいものです。
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