「バタフライ・エフェクト」とは?

ネクストビジョン ありまです。

皆さん「バタフライ・エフェクト」という言葉をご存知でしょうか?
難しいことを言うと「カオス理論」力学や自然科学の話ですね。

バタフライ効果(バタフライこうか、英: butterfly effect)とは、力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象。カオス理論で扱うカオス運動の予測困難性、初期値鋭敏性を意味する標語的、寓意的な表現である。
https://ja.wikipedia.org/ より

「ある場所で一匹の蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」
つまり、ごく僅かな小さな変化が予測不能な大きな変化を引き起こすという理論です。
要は、”大きなもの”を生み出す可能性のある”小さなもの”に焦点を当てて考えていこう、ということですね。
映画にもなっているので是非、ご覧ください。(笑)
https://eiga.com/movie/52544/
このお話を強引にビジネスに役立つ意味に変換すると、
「日々この職場で私たちがやっていることは、いつかどこかで誰かのために何かに大きく影響している可能性がある。」
と言えるのではないでしょうか。
そして、その何気ない些細な小さな行動の先に、「爆発的に大きな変化の可能性が常に宿っているもの」だと私は思います。
例えば、ビジネスで大きく成功して富を得る人はいきなりお金持ちになれるわけではありませんね。コツコツ小さいことを積み重ねた結果、大きな富を築くことができているわけです。
成功された方は成功のためのノウハウを本や講演で伝えておられます。そして、多くの方がそれを読んだり聞いたりしているのですが、なかなか同じような成功者は現れてきていません。おかくないでしょうか!~。
なぜなら小手先の成功ノウハウが、本当に成功する理由じゃないからです。
コツコツの小さな努力とは、コツコツとお金を稼ぐ努力はなくて、ほんの些細な「人として当然のこと」という、目に見えない努力であることが多かったりします。物事には目に見えない”考え方の違い”というものが存在しているのです。実践者の結果が付いてこない原因には、この「小さな努力・小さな善行」が足りていないからかもしれません。
私も、何人かビジネスで成功して上場も果たした成功社長を何人か存じ上げていますが、そのどなたも、素晴らしい人間性。ちょっとした些細な「小さな努力・小さな善行」を実はとても大切にされている方々です。

※私の尊敬する上場企業のU社長からも、常々「徳を積め、徳を積め」とアドバイスしていただいています。

成功したい!と思っている方は多いはず。しかし、成功する前に「人格形成」であったり、周りの人を大切にする気持ちであったり、そういった小さいと思えるところをないがしろにしていては、結局ビジネスで成功はできないものではないかと。
意外と大きなものを生み出す可能性のある行動って意外とたくさんあるものです。
・日々のあいさつ
・どんな小さなことにも「ありがとう」が言える
・ゴミを見つけたらひらう
・ちょっとした配慮
・困った人は助ける
ちょっとした些細な誰でもできる当たり前なことが、実はとても大きな影響に繋がるってことはあるもの。そしてコツコツ努力することです。
現在の自分があるのはどんな原因の積み重ねなのかな?と考えるのもいいと思いますし、これから大きな夢を実現させるためにどんな小さな努力ができるのかな?と考えてみるのも面白いと思います。
バタフライ・エレクトの因果関係を考えて、「小さな努力・小さな善行」をいつも以上に意識してみてはいかがでしょう?
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この記事を書いた人

有馬 猛夫(ありま たけお)
ネクストビジョングループ 代表 IT系の専門学校で11年間教壇に立った経験を生かし、1999年ネクストビジョン設立。広島発ITベンチャー企業として製品開発・サービスの提供を行う。2006年広島市企業診断優良企業賞受賞。2008年マイクロソフト社と広島市によるITベンチャー支援企業として中国地方で初の選定企業となる。
・株式会社ネクストビジョン 代表取締役社長
・株式会社マイクロギア 代表取締役会長
・アナリックス株式会社 代表取締役会長
・一般社団法人ヘルスケアマネジメント協会 理事

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