ネクストビジョン ありまです。
私のもとにはいろいろな企業からのシステム構築のご相談をいただきますが、時折お聞きするのが
「他の会社(または業界)が使っている(主な)システムをうちも導入したい」というものです。
そんなご相談のたびにさせて頂くのがこんな話です。
小学生になったと考えてください。
あなたは毎日1時間程度しか勉強していません。
クラスの他の人も同じ1時間程度しか勉強をしていません。
テストではいつも60点～70点程度。
でも何とか自分は100点を取りたいと思ったら、どうすればいいでしょうか？
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こう聞くと大抵の人は「2時間勉強するようにする」と答えてくれます。
では、他の人が2時間勉強するようになったらどうすればいいでしょうか？
そう聞くと、「じゃあ3時間勉強する」「4時間勉強する」という答えが返ってきます。
確かに他の人よりもっともっと頑張ることは大切なことですよね。
でも、さらに他の人が自分以上の時間をかけて勉強していたらどうすればいいでしょうか？
さらに10時間勉強しますか？きりがありませんね。ついには限界が来てしまいます。
100点を取りたくても、ほかの人と同じ勉強を同じように勉強したのではむつかしいことでしょう。皆が使う参考書を同じように使って、皆が行く塾と同じ塾に行って、他と同じやり方で勉強していて、自分だけが100点取れるわけがありません。
努力することは大切なことですが、時間をかければ良くなるとは限りません。
大切なのは、集中力の上がる方法を試してみるとか、自分なりの効果的な学習方法にかえてみるとか、、、要はいかに「自分に適した勉強方法に変えてみる」かですね。
これがあなたの会社だったらどうでしょうか？
あなたの会社では他の会社より増収増益にしたいと考えています。
では一日の労働時間が8時間のところを16時間にしますか？他の会社も16時間働いていたらどうしますか？
24時間働けますか？（そんなフレーズのCMが昔ありましたね）
もちろんそんなの無理な話ですよね。
世の中には様々な会社があって、それぞれ個性や独自性をお持ちです。いいところも悪いとこをも違っています。他の会社と同じやり方でやっていて、自分の会社だけが増収増益になるなんてことはかなり難しいことでしょう。
自分の会社のいいとこをを伸ばし、自分の会社に適した手法を編み出す。それこそが経営者の責任なのではないかと考えます。
ITシステムの導入についても、特に考えてほしいことですね。
他の会社と同じシステムを導入していてどうして自分の会社だけが増収増益になれますか？
要はいかに「自分たちに適したシステム構築を考える」ことではないかなと思います。
私たちのクライアントにはそのようなアドバイスを差し上げ、
そのクライアントに適したシステムをご一緒に作り上げようとしているところです。
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