グレイテスト・ショーマンに泣く

ネクストビジョン ありまです。

皆さん、新年明けましておめでとうございます。
年末年始はどのように過ごされましたか?きちんと心と体を休めリフレッシュすることができたでしょうか。私自身は実に20年ぶりに家族とスキーをしてきました。雪山から昇る朝日を眺め、今年一年の思いを新たにしたところです。
正月の時間を使って「グレイテスト・ショーマン」というDVDを観ました。娘が「人生が変わるぐらい良かった」といって何度も繰り返し見続けるぐらい良い映画でしたので、今回はその話題です。

『グレイテスト・ショーマン』(原題: The Greatest Showman)は、2017年にアメリカ合衆国で製作されたミュージカル映画で、主演はあの『X-MEN』シリーズや『レ・ミゼラブル』などのヒュー・ジャックマン。(出典:Wikipedia)
ネットでみると「ミュージカル映画として全米興行成績歴代3位」だとか「タイタニック」並みのロングランなのだとか。日本でも相当話題になっていたようで、サントラ版もかなり売れたようです。娘の小学校の運動会のダンスで使われていたりしていました。(知らなかった・・・。)
確かにものすごい感動が湧き出た映画でした。瞳もずっと湿り続け。でも、頭の中で、自分がストーリーのどこに感動しているのかがわからない。言わば「理由のない感動」をもたらす映画といえばいいでしょうか。
さて、ネタバレに注意して詳しい説明は避けますが、この映画は、P.T.バーナムという実在の実業家・興行師のお話です。もちろん史実とは別のフィクションも含まれますが、まあだいたい事実に沿ったストーリーの様です。
P.T.バーナムは、低身長の「親指トム将軍」や、ヒゲの生えた女性歌手や、ほかにも巨人や、全身刺青の男性などの「ユニークな人」(要するにマイノリティ)を見世物にしたショーで大儲けし、「ペテン王子」と言われた人物です。(出典:Wikipedia)
ペテン師を主人公にしたサーカスのミュージカル映画という設定のせいか、本国アメリカでも、当初は評論家受けが芳しくなく、初日から3日間の興行収入は全米で880万ドル(約9億5000万円)と伸び悩んだようです。
でも実際に見に来た観客の評価は非常に高く、ジワジワと人気が広がり、2018年3月4日時点で、1億6000万ドル(約170億円)の興収を上げるまでに盛り上がったのだそうです。(出典:Rentrak Box Office Essentials)
実際のP.T.バーナムも、嘘つきとか奇人とか非難されながらも、なぜか沢山の人が関心をもって見に来る。そういうショーでした。そして最終的にサーカス興行で大成功を収め、彼の作ったサーカス団は2017年まで興行を続けることになるのです。
この映画もそんな感覚で広まったような印象です。
「何だかうさんくさいなぁ」→「でも面白いぞ」→「気がついたら、盛り上がっていた」→「訳もわからず泣いていた」……。
音楽、ダンス、ストーリ、映像、衣装それぞれが共に最高の作品でした。
やはり先入観で物事をきめるのではなく、実際にそれを見てみないとわからない。
そんなことを再認識させられる、そんな映画ですね。
気持ちよかった。そして気持ちよく泣いた。
おススメですのでどうぞ。
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この記事を書いた人

有馬 猛夫(ありま たけお)
ネクストビジョングループ 代表 IT系の専門学校で11年間教壇に立った経験を生かし、1999年ネクストビジョン設立。広島発ITベンチャー企業として製品開発・サービスの提供を行う。2006年広島市企業診断優良企業賞受賞。2008年マイクロソフト社と広島市によるITベンチャー支援企業として中国地方で初の選定企業となる。
・株式会社ネクストビジョン 代表取締役社長
・株式会社マイクロギア 代表取締役会長
・アナリックス株式会社 代表取締役会長
・一般社団法人ヘルスケアマネジメント協会 理事

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