ネクストビジョン ありまです。
2019年4月1日からの「働き方改革関連法」が施行されてはや3ヵ月が過ぎましたが、皆さんの会社では改革は進んでますか?
当社では、新人が先に帰って、若い人から順に先輩社員、中堅社員、リーダークラス、課長クラスと、帰宅していき、最後に残るのは役員か社長かという社風ですので、「働き方改革」が必要なのはむしろ経営者の方かな?という気がしてなりません(笑)
それはともかく、能率よく合理的に仕事をこなして残業を減らしていきたいものです。
さてさて、今回は残業を劇的に減らす極意「マニャーナの法則」を解説します。
これはイギリスのビジネスコンサルコンサルタント、マーク・フォースターが提唱したもので、マニャーナとはスペイン語で「明日」という意味。
その名の通り、「明日できることは今日やらない」ことを原則としています。
これは問題の先送りをしようということではありません。
毎日やるべき仕事が山ほどあって、一日があっという間に終わってしまい、今日中にやらないといけないことが結局できなかった~ということ、結構ありますよねぇ。
つまり優先順位として、今やるべきことを抜き出して計画的に進めていけばなんてことはないのですが、なかなか人間の心理はそううまくいきません。
それは、本能的に「前からやることになっている仕事」より「今発生した仕事」からやろうとする習性があるのです。
例えばメールの処理。
過去の古いメールより、最新のメールから見て処理していませんか?
そのメールの中には明日でもいいメールもあるはず。
なのにどうでもいいメールの処理に追われて、本来すぐに対処すべきメールの返事が延び延びになっていませんか?
そんな風についつい「今発生した仕事」を優先してしまうことで「今やるべき仕事」が後回しになる。突発的に発生した新しい仕事が予定していた仕事の時間を圧迫しいっぱいいっぱいになるという流れです。
それにそういう仕事をしていると精神的な負担もかなり大きくなりますね。
「あれもやんなきゃいけない」「いっぱい仕事があってつらい!」という重圧で心がおれそうになってしまいます。※原因は自分自身なのですが。
そこで、「明日できることは今日やらない」と決めることです。
今日発生した仕事は原則翌日にまわすこと。今日の計画を優先する。
それだけで計画的に仕事ができるようになるばかりか、どうでもいい雑務から解放されることで随分気が楽になるはずです。
これもセルフケアの一つでしょうか。自分で自分の心理的負担を軽くさせることが、仕事の能率を高めることになるのですね。
ポイントとしては
・「今発生した仕事を優先しない」(トラブルは別)
・「計画を優先」
・「明日できる仕事を今日しない」⇒心理的に開放
ということで。今回の記事は実は自分自身に対しての戒めの記事です。
お互い生産性を高めて残業は少なくなるようがんばりましょう!
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