ネクストビジョン ありまです。
皆さん、新年明けましておめでとうございます。
お正月はゆっくり心と体を休め、リフレッシュすることができたでしょうか?
こうしてみなさまと共に新しい年をつつがなく迎えられたことに、心より感謝したいと思います。(遅くなりましたが。。)
こうしてみなさまと共に新しい年をつつがなく迎えられたことに、心より感謝したいと思います。(遅くなりましたが。。)
- 事上練磨
さて、本年は東京オリンピック・パラリンピックが開催される大きなイベントの年です。ですがその後の日本経済の影響がさらに心配されています。また世界情勢は大きく変化しています。かつて以上に社会は激変し続けており、著しく変化する環境の真っ只中に私たちは置かれています。
このような不安定な情勢が続いている今だからこそ、現状に甘んずることなく、日々の業務を着実に進め、取引先やお客様との信頼関係をさらに強固に構築していくことがなによりも大切です。そのために私たちはプロとしてさらに成長しなければなりません。
そこで私は今年のスローガンを「事上練磨(じじょうれんま)」としました。
「事上練磨」(事上磨練ともいう)とは、儒教の一派である陽明学の開祖、明代の思想家、王守仁(陽明)の実践論であり自己修養のあり方を説いたものです。「事上練磨」は「知行合一」と合わせ、陽明学の神髄であり、根本を成しています。
つまりは、日々の生活から遊離して鍛錬したところで意味はなく、具体的な実践の場にこそ自己練磨する意味があるという考え方のことです。
単純に言えば、お客様から与えられた目の前の業務を懸命に取り組むことが、技術者として成長させるだけでなく、人としても成長させることにつながるということです。
- 1万時間の法則
ところで「1万時間の法則」というものをご存じでしょうか?
これは在米ジャーナリストのマルコム・グッドウェル氏が著書『天才! 成功する人々の法則』で紹介されたもので、簡単にいうと、人が何かをモノにし一流にするには「1万時間の練習や実践を要する」ということです。
同書によれば、かのモーツァルトやビートルズ、ビル・ゲイツなども1万時間の努力で「本物」になったそうです。アインシュ
タインも相対性理論を導くまでに1万時間をかけたといいます。
タインも相対性理論を導くまでに1万時間をかけたといいます。
実際、私は身近な税理士や弁護士、社労士、看護師、デザイナー、元美容師などに聞いてみたところ、やはりみなさん「一万時間以上は勉強した」と言われました。これはかなり当たっている法則といえます。
えー、そんなの無理・・・
いやいや、1万時間の努力とはそんなに遠く大変な時間ではありません。
なぜなら小学生が6年間の学業を終えるまでに1万時間をクリアするのです。
毎日1時間だけだと27年と129日かかりますが、毎日の就業時間も含め10時間努力すると3年以内でクリアできる時間です。
昔の人は「石の上にも三年」とはよく言ったものです。
日々の業務を勉強時間と捉えて努力すれば3年後には一流。しかし、単なる作業と捉えて惰性に過ごしていたのでは、なんの変化も起こりません。変わろうとしなければ変わらない。
自分が変わることで現状を変えることができるのです!!
私たちは昨日より今日、今日より明日、常に成長し続けていかなければいけません。
経済産業省は4月?に、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進策として、企業の格付け制度「DX格付(仮称)」をスタートするそうです。これによりデジタル化による経営の効率化であるDXがより後押しされるはずです。
オリンピック終了後の9月からマイナンバーカードによる25%ポイント還元制度が計画されています。
不安なニュースばかりでなく、このように新しい取り組みや新制度も生まれてきます。私たちの目の前にはチャンスが広がっているのです。そのチャンスを確実につかみ取るため、日々の努力を重ね常に備えておかなければなりません。
新ためて「努力し成長する」ことの必要性を再認識し、「事上練磨」で日々の業務に取組み、「1万時間の法則」で、大きなことを成し遂げていきたいですね、
今年もどうぞよろしくお願い致します。
「Won’t you realize your next vision with us?」
夢を実現し、共に素晴らしい一年にしましょう。
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