見られている意識

ネクストビジョン ありまです。
1月29日深夜に行われたサッカーのアジアカップ(AFCアジアカップ)で日本が優勝した試合は本当にすごかったですね。
サッカーについてはさほど知識も興味も乏しい私であっても興奮の連続でした。

カタール戦では1人少ないのに試合をひっくり返し勝利し、
韓国戦では最初から最後まで先の読めない大激戦。
決勝戦のオーストラリア戦は壮絶な延長戦での感動の勝利でした。
特にわが広島のサンフレッチェの李忠成(LEE Tadanari)さんの炸裂シュートはすごかった!!。
※おもわず真夜中に『ゴーーールーーー!!』と叫んだのは私だけではないはず!?

『最後まであきらめない』

そんな言葉が全員から湧き出るようなそんな試合展開でした。
やはりそんなあきらめない姿勢やチームの絆が伝わってくるような試合を
している時の日本は強いですね。

これからもがんばってほしいものです。

ところで、AFCアジアカップでは日本は素晴らしい成績を残しています。
出場回数7回に対して4回もの優勝。
もちろん4回の優勝回数は最多です。出場回数がそもそも少ないですから
優勝率はダントツの高さです。
間違いなくアジアでNo1といっていいと思います。

ところが世界大会であるFIFAワールドカップでは様子がかなり違ってきています。
通算成績では32位で26位の韓国からも大きく差をつけられていますし、
2002年は開催国でありながらも4位入賞すら果たせていないのです。

同じ日本のチームでありながらアジアでは強いのになぜ世界では成果をだせないのか!?

そもそも私はサッカーについては詳しくないので勝手な自論ですが、
応援の差ではないか?と考えています。

最近現地まで出向いて熱狂的に応援するサポータが増えてきていますね。
それに比例して日本の選手も強くなってきていると思うのです。
カタールでの試合を中継で見ましたが、相当数の日本人が応援に向かい
「ここは外国か?」と思うほどの溢れんばかりの日本人の姿でした。

しかし、ワールドカップとなると開催国が
南アフリカ共和国だったりドイツだったりフランスだったりちょっと遠すぎ!
なのでそうやすやすとスタジアムに集まれない。集まっても他国のサポータが強烈すぎる。
日本の選手に日本人サポータの声援が届きにくい。

だから「見られている意識」が弱くなる。
なので成果が出せないのではないかと思うのです。

10年連続200本安打を達成したマリナーズのイチロー選手は、一人の時であっても常に
「見られている意識」を癖にしているといいます。

本来の実力の成果を出すためには「見られている意識」を持つことが大切なように思います。

クレームや不祥事が起きる原因にも
この「見られている意識」が希薄なことによるものが多く考えられます。
だれもみていないし、ちょっとぐらいいいだろう。わかりやしないだろう。

常に誰かに「見られている意識」をもって行動してもらわないと
社会人としても困ります!

成果をだすのも不祥事を起こさないようにするのも、「見られている意識」の持ちようなのだと思いますね。

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この記事を書いた人

有馬 猛夫(ありま たけお)
ネクストビジョングループ 代表 IT系の専門学校で11年間教壇に立った経験を生かし、1999年ネクストビジョン設立。広島発ITベンチャー企業として製品開発・サービスの提供を行う。2006年広島市企業診断優良企業賞受賞。2008年マイクロソフト社と広島市によるITベンチャー支援企業として中国地方で初の選定企業となる。
・株式会社ネクストビジョン 代表取締役社長
・株式会社マイクロギア 代表取締役会長
・アナリックス株式会社 代表取締役会長
・一般社団法人ヘルスケアマネジメント協会 理事

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