ネクストビジョン ありまです。
私はギャンブルはしません。
パチンコに行ったのは20代の頃の数回かぎり。しかも友人に誘われてのことです。もちろん競馬も競輪も宝くじすら買いません。
ただ会社経営という人生最大のギャンブルをやっているじゃないかと言われそうですね(笑)
経営そのものがギャンブルかどうかについては後ほど解説することにして、今回は、やればやるほど理想に近づくという話です。
例えばコインの裏表を当てるゲームを行うとします。
10回やってみて7回外したとします。
「ああやっぱり俺は運がないんだ」などと嘆くことはありません。
最初のうちは何度も外す、なかなか当てられないとしても、これを50回、100回と繰り返すうちに、理論上の2分の1という統計的な理論上の確率に近づいていくのです。
これを「大数の法則」といいます。
私がパチンコ屋に行かないのも、パチンコ屋自体、お客さんが損をする人が多いから商売が成り立っているという法則があると考えたからです。
お客さんが得をするならとっくにパチンコ屋さんはつぶれちゃいますもんね。(まっでもストレス発散にはいいでしょうね。)
理屈でいえばギャンブルのように、そもそも確率的に不利なことは長時間継続すればするほど損をすることになります。
ビギナーズラックのように一時的に得をしたとしてもそれが長続きするわけではないのです。
では、会社経営がギャンブルだとしたら・・・
確かに会社経営はギャンブルのような要素があると思います。
ただ、それはこれまで紹介してきたような経営に必要な様々な法則を知らない場合です。
例えば仮に映画のような何らかのトラブルに巻き込まれて、あなたが操縦したこともない飛行機で脱出しなければならない自体になったとします。当然、こうかな、こうかなと手探りで対応してあてずっぽうの勘をたよりに操縦するわけです。
映画なら無事なんとかなったというオチですが、現実なら墜落する確率がかなり高いでしょう。うまくいくかいかないか、いちかばちか。その点ギャンブルと同じです。
ですが、きちんと操作手順を理解し、マニュアルにしたがった操縦だとどうでしょう?
会社経営もそれに似ているように思うのです。
「大数の法則」によれば「いちかばちか」という状況を長くつづけていると、当然、理論上の確率で企業は衰退してしまうのです。ギャンブルですから。
でも、成功する法則どおりにやってみることです。
先人たちが学んだその法則をしっかり学んで、その法則どおりの判断をしたならば、失敗したとしても、何度も繰り返していくうちにかならず理想に近づくことになるわけです。
経営にかぎらず、なにかにチャレンジしてみて、あなたの実力通りの結果が得られなかったとしても、間違ったやり方をせずに実施回数を増やせば、きっと期待通りの結果に近づいていくものなのです。
要は「成功の法則を学び、そのとおりにやり続ける」そのうえで「失敗してもあきらめない」こと。そうすることで夢がきっと叶うことになるのです。
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