いやー台風すごいね。
今日は言葉について思うことを掲載します。
◆尻切れ言葉は問題だ
小学生で最後まできちんと喋れない子が増えているという記事が新聞にありました。
「先生・・教科書が・・・」とか「あの・・ノート・・」それを先生の方から「あら忘
れてきたの。では隣りの○○さんに見せてもらいなさい」としている。自分から「先
生、教科書を忘れてきてしまったので、○○さんに見せてもらってもいいですか」と言
えない。決まった文句は声に出せるが、文書を考えて言葉にして意思を伝えることが難
しいようです。実は大人でも同じような方が結構いらっしゃるようですね。
例えば「あの~・・」とか「どうも・・」のように尻が切れる言い方をする人。「どう
もすみません」なのか「どうもありがとうございます」なのかはっきりしない。もごも
ごと尻切れな言い方をして、いいたいことを相手側に分ってもらえることを期待しなが
ら喋っているようでどうもいい感じを与えません。
◆言葉と雰囲気は一心同体
ところが「どうも!」と歯切れ良く元気に言えば逆にいい印象になったりする。同じ言
葉でも言い方で随分違って聞こえるものですね。(でもあまり「どうも」はよくないの
であまり使わないようにしましょう)
声の大きさや雰囲気を演出することで言葉は随分と違うように聞こえるものです。いつ
も元気な声を心がけましょう。
◆状況により変える言葉
ある焼肉屋で注文したら「ハイ喜んで!」と大きな声を発してくれる店がありますが、
活気と明るい印象をうけますね。とはいっても、会社で仕事を頼まれて「ハイ喜ん
で!」とは言わないですよね。「はい。かしこ参りました。」または「はい。承知いた
しました。」となる。場所により言葉が合う・合わないがあるように、状況や相手によ
り言葉を変えなければならないことがよくあります。例えば、お客さんに上司からの指
示を伝えるとき。「社長が○○するようにおっしゃいました」ではなく「有馬が○○し
ていただくようにと申しております」となる。尊敬語
や謙譲語の使い分け。分っているのに難しいという人も多いようです。状況状況に応じ
た喋り方を切り替えることに慣れること。そしてその場の状況を常に気付く・気付こう
とする心がけが大事です。
ただ言葉を変えても、活気だとか元気だとかの雰囲気を作っていく努力は変わらずして
いきたいものです。
◆おしまいに
言葉は人を慰めたり安心させたり時には傷つけたりする凶器にもなりえます。「その一
言が死を招く」にならないように私も気をつけたいと思いますね。^^;
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