ネクストビジョン ありまです。
ビジネスの進歩は日進月歩、秒進分歩です。経済環境も大きく変わる時代です。
技術の進歩もドックイヤーどころかマウスイヤーです。
激動の時代のリーダーは、「機をみるに敏」であることが不可欠だと思います。
進出や撤収のタイミングを一つ見誤れば、会社は倒産の危機にさらされてしまう
のです。まさに素早い決断と、トレンドを読む手腕が要求されるのです。
「日本を今一度、洗濯いたし申し候」と姉あての手紙に書いたあの坂本龍馬の
次のような逸話をご存知でしょうか。
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ある日、龍馬と古い友人が久しぶりに再会した。
龍馬は腰に短刀を差していたので旧友が指摘すると、
「実戦では短い刀のほうが取り回しがよい。これからは短刀の時代だよ」
と言われ、旧友は納得して帰った。
旧友はそれから短刀を差すことにした。
しばらくして再び龍馬に街で出会い短刀を見せたところ、
龍馬は懐から拳銃をみせて、
「この銃の前には刀なんて役には立たないよ。これからは拳銃の時代だよ」
と言われた。
さらに納得した旧友はさっそく拳銃を買い求めた。
三度再会しその拳銃を見せたところ、
龍馬はこんどは万国公法（国際法）の洋書を出して
「これからは法律の時代だよ」といわれた。・・・
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実話かどうかは別として龍馬の性格をよく現している話です。
「これからの時代」を常に考え、人のやることの常に先を行く。
そしてそれを説得させるだけの力を持つ。
歴史に名を残せる人物とはそういうものなのかもしれません。
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