密を避けて「絆」で乗り切ろう

ネクストビジョン ありまです。

皆さん、あけましておめでとうございます。年末年始は、ゆっくり心と体を休めることができたでしょうか?
さて、新型コロナウィルスの完全なる収束が見えない中、米国新政権の取組、米中貿易摩擦の行方、東京オリンピックなど、先行き不透明感は依然として払拭できておらず今後の難しい経済環境が予想されています。
誰もが経験のなかった異常な日々はまだまだ続くようですが、こんな今だからこそ、何気ない普通のあたりまえの暮らしそのものが、本当に有難い事なのだということに気付かなければいけません。そのことに感謝し、一日一日を大切にしてこれまで以上に何事にも前向きに取り組んでいきましょう。
また、新型コロナの影響は、働き方、生活様式、社会そのものを大きく変化させました。
対面や移動の自由の制限により、人との接し方も変わってきました。
その中でもお客様のDX(Digital Transformation)への取組、5G、AI、セキュリティなど新たなソリューションビジネスは確実に増加していくと考えられます。
経営の神様、松下幸之助さんの語録に「困難こそ発展の好機」とあります。このコロナ禍は私たちにとってはチャンスでもあるのです。この先行きが読めない時代にこそ、実は「イノベーションの機会」があるのです。
経営学者であり未来学者でもある、P.Fドラッカーは著書『現代の経営(上)』・『イノベーションと企業家精神【エッセンシャル版】 | P.F.ドラッカー 著/上田惇生 編訳 |』で、イノベーションにつながる7つの機会があることを説明しています。
  第一の機会:予期せぬ出来事を利用する
  第二の機会:ギャップを探す
  第三の機会:ニーズを見つける
  第四の機会:産業構造の変化を知る
  第五の機会:人口構造の変化に着目する
  第六の機会:認識の変化を捉える
  第七の機会:新しい知識を活用する
詳しい説明は避けますが、ずいぶん当てはまる部分があることに気づきませんか?
そう、今こそイノベーションを起こす絶好の機会なのです。チャンス到来なのです!
ところで、
私が経営している株式会社ネクストビジョンの入社案内は、最初のページが社員の集合写真になっています。そして、みんないい笑顔をしています。
私は、私の会社の一番の「ウリ」は、社員そのものだと考えています。なので、会社の説明会では、まず最初に社員の笑顔をご紹介することにしているのです。
お客様からもよく「ネクストビジョンの社員さんは感じがいいですね」という声を頂きます。外部の業者の方も「いい雰囲気の会社ですね」と言ってくださいます。
良い雰囲気とは個人個人の性格や能力だけで出来ていません。互いの関係がとても良好なことで良い風土が創られるのです。互いの人間関係が良好でなければ良い雰囲気の会社にはなれないのです。
この最高の「ウリ」である“よい雰囲気”をさらに良くするためには、“互いの人間関係をさらに良くする”努力をしなければいけません。
昨今のコロナ騒動は、この人と人との関係を蝕んでいるように感じます。
しっかりしたコロナ対策をするために「密」を避けなければいけませんが、テレワークやネット活用中は特に意識して「密」なコニュニケーションを取る工夫と努力をしないといけないのです。
「良好な人間関係を作る努力」
これをしっかり意識して、より計画的に、互いの「絆」をより深めて、互いの力を合わせてコロナに打ち勝ち、イノベーションを起こしていこうではないですか。
2021年の始まりに際して、「絆」で健康で活力のある良い会社を創って、新しい未来を創っていく。そんな1年にしたいと考えています。
みなさま、今年もどうぞよろしくお願い致します。
       「Won’t you realize your next vision with us?」
        夢を実現し、共に素晴らしい一年にしましょう。
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この記事を書いた人

有馬 猛夫(ありま たけお)
ネクストビジョングループ 代表 IT系の専門学校で11年間教壇に立った経験を生かし、1999年ネクストビジョン設立。広島発ITベンチャー企業として製品開発・サービスの提供を行う。2006年広島市企業診断優良企業賞受賞。2008年マイクロソフト社と広島市によるITベンチャー支援企業として中国地方で初の選定企業となる。
・株式会社ネクストビジョン 代表取締役社長
・株式会社マイクロギア 代表取締役会長
・アナリックス株式会社 代表取締役会長
・一般社団法人ヘルスケアマネジメント協会 理事

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