ネクストビジョン ありまです。
かつて、「進化論」で有名なチャールズ・ダーウィン博士は、「力があり強い生物よりも変化に対応できた生物が生き残る」という考えを示したと言われています。
この言葉は会社経営においてとても実感するものです。
私は22年前、ITベンチャーに挑戦するため会社を創業しました。
前世紀の世紀末に誕生したばかりの「インターネット」というモノが、人々の暮らしやビジネス・社会のあらゆるものを変える大きな可能性に心揺さぶられたのです。
ITベンチャーブームも起こり、多くのIT企業が誕生したのもこの頃でした。
そうしてあらゆるコトがインターネットに置き換わり、かつてとは比べ物にならない程、便利でスピード感のある時代になったのです。
まさに私たちはこの「IT革命」を20年ほど前に目の当たりにしてきました。
そして顧みれば、このITによる変化の中で大きく飛躍した企業と、逆に衰退した企業・業界も少なくはなかったのです。
ITによる世の中の変化に上手に対応しそれを利用して成長できた企業と、旧態依然のまま変化への対応が遅れてしまった企業とで明暗が分かれたのでした。
まさに、ダーウィン博士が言われた「変化に対応できた生物が生き残る」ということが現実に起きたのです。
昨今、新型コロナウィルスの脅威は社会に大きな変革をもたらしています。
働き方の変化や消費傾向の変化など多岐にわたり、新しい習慣・新しい文化の流入が見受けられます。
サービス業界を中心に深刻な経営不振で苦しんでおられますが、逆にこの変化に上手に対応して大きく業績を伸ばされている企業もみられます。
今こそ過去の経験を活かして「変化に対応」するべき時なのです。
また今コロナ禍は社会のIT活用を飛躍的に進めました。
自宅勤務、会議、採用活動、営業活動、宣伝広告活動、学校の授業、コンサートや観劇などあらゆる活動の中でIT利用なしでは成り立たなくなってきています。
ITをもっと活用することで「変化に対応」してこのピンチをチャンスに変えていこうではないですか。
私も微力ですがITの力で地域の企業経営を応援していきたいと考えています。
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