先を行く

ネクストビジョン ありまです。

坂本龍馬さんの次のような逸話をご存知でしょうか。

・・・・・
『ある日、龍馬と古い友人が久しぶりに再会した。
龍馬は腰に短刀を差していたので旧友が指摘すると、
「実戦では短い刀のほうが取り回しがよい。これからは短刀の時代だよ」
と言われ、旧友は納得して帰った。
旧友はそれから短刀を差すことにした。

しばらくして再び龍馬に街で出会い短刀を見せたところ、
龍馬は懐から拳銃をみせて、
「この銃の前には刀なんて役には立たないよ。これからは拳銃の時代だよ」
と言われた。さらに納得した旧友はさっそく拳銃を買い求めた。

三度再会しその拳銃を見せたところ、
龍馬はこんどは万国公法(国際法)の洋書を出して
「これからは法律の時代だよ」といわれた。・・・』

実話かどうかは別として龍馬の性格をよく現している話です。
「これからの時代」を常に考え、人のやることの常に先を行く。
そしてそれを説得させるだけの力を持つ。
歴史に名を残せる人物とはそういうものなのかもしれませんね。

パソコンやインターネット・スマホがもはや社会の基盤ツールとなり、
ビックデータやSNS、3DプリンティングやIoTなど、さらに新しい言葉が流行しています。

「先の時代」はどんなものが必要とされるようになるのでしょうか。
坂本龍馬のような先見性を常に持っていたいものです。

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この記事を書いた人

有馬 猛夫(ありま たけお)
ネクストビジョングループ 代表 IT系の専門学校で11年間教壇に立った経験を生かし、1999年ネクストビジョン設立。広島発ITベンチャー企業として製品開発・サービスの提供を行う。2006年広島市企業診断優良企業賞受賞。2008年マイクロソフト社と広島市によるITベンチャー支援企業として中国地方で初の選定企業となる。
・株式会社ネクストビジョン 代表取締役社長
・株式会社マイクロギア 代表取締役会長
・アナリックス株式会社 代表取締役会長
・一般社団法人ヘルスケアマネジメント協会 理事

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