ネクストビジョン ありまです。
「事業は学問でもなければ理論でもない
事業の継続を実現する戦いなのである。」
事業経営とは「市場活動」そのものを指しています。
この最も基本的な事が忘れられ、企業の内部を管理することが事業経営であるかのような、そんな錯覚に陥ってはいけない、と私は考えます。
世にいわれる「経営学」なるものは、この錯覚に基づく間違った思想と理論に満ちているとよく聞きます。
そしてそれが計り知れない害毒を社会に流し続けていると・・・。
事業経営の最高責任者である社長は、この妄想に惑わされることなく、事業に対する正しい認識~~事業の本質は市場活動である~~を持たなければなりません。
そうでないと正しい事業の経営・正しい事業の継続はできないのです。
経営というものは、やろうと思えば誰でも始めることができます。
しかしながら「継続」させることは誰にでもできることではないのです。
と偉そうに書きましたが、私もこの4月で13年間続けてきました。(たかだかですが)この経営というものを経験してみてこれまで数々の困難がありました。
もちろん今でも大小の困難に対峙し続けているわけですが、新ためて思います。
「よく続けられたなぁ・・・」と。
「事業経営とは戦いである」という言葉は実にそのとおりだなと実感します。
経験したものでものしか実感できないコトなのかもしれません。
ちょっと話が変わりますが政治の世界での話です。
以前まで野党だった時代に好き勝手言っていたある党が、政権交代した途端、これまでの発言とは逆行する行動に出たりしています。
これを「発言にぶれ」があるといって、政治家すらも経験したこともない評論家さんがさんざんに批評をしたりしています。
野党が与党になってみないとわからなかったこと・・。評論家さんが経験も無しに批判していること・・。
どちらもどうなんだ?と思いますが、やはり当事者になってみないとわからないこと、きれいごとではすまされない事が世の中には沢山あるのだろうなと思います。
一般的な経営学やマネージメント論と称する理論は、それそのものを否定するつもりはないのですが、実際の事業経営を知らないやからのきれいごとの観念論であるように思えてなりません。
現場の事業経営はきれい事は通用しません。
事業とは学問でもなければ理論でもないのです。
そんな甘いものではなく、事業の継続を実現するための「戦い」なのです。
これからも事業経営を進める上で様々な困難に対峙し続けなければならないでしょう。
これら諸戦に勝ち続けてこそ、事業は継続し続けることができるのです。
これからも勝つ戦いを続けるためには、社員との心と力を一体にし立ち向かわなければなりません。
経営者が生き残ることができるのは、もちろん経営者の力が大切でもあるのですが、「社員の力を集める」ということも忘れてはならないと思います。
だからこそ、社員の事を懸命に考えている経営者で有り続けたい。
戦国時代の武将もきっとそうだったんですよね。
そのようにも考えているところです。
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