Maja Hitij via Getty Images ハフポストより引用
ネクストビジョン ありまです。
昨年の東京オリンピックに続き、今年も冬季北京オリンピック始まりました。
あれ?もうやってる?って感じでしたね。東京オリンピックが1年延期でしたからそんな感覚です(笑)
このブログを執筆してる2/9の現時点では、会期の1/3をすぎたところ。日本勢がどのような結果をもたらすかわかりませんが、すでに様々なドラマがあり、よく頑張っているという印象です。
羽生結弦選手はショートで8位。フリーはどんな演技で巻き返すことができるのでしょうか。コメントからは失敗にもくじけないとても前向きなコメントで素晴らしいと思いました。誰よりも負けないスケーターとしての思いの強さを感じることができました。
6大会連続五輪出場で銀メダリストのスノボ竹内智香選手は、審判によるまさかの“不可解な判定”で失格。無念の敗退となりました!尊敬する経営者の方の紹介で以前から応援していた選手だったのでとても悔しいニュースでした。
2006年竹内選手囲む会にて。
ところで最近のオリンピックでは、混合団体というジャンルが増えてきた印象です。昨年の卓球もそうでしたが、今後は男子、女子、混合という競技が当たり前の時代になるのでしょうね。
ただ、ジャンプでの混合団体では高梨沙羅さんのまさかの失格の判定はとても残念でした。メンバーに謝罪を繰り返していた彼女の姿はむしろ気の毒になります。「若いのだからまだ次があるよ」そう声をかけてあげたくなりますね。
団体競技が多様化していく中で逆にチャンスも増えてきています。
とくに日本人は団体戦に強い印象です。
一人の力は弱くても「力を合わせれば偉大な力」を発揮できる。
皆で団結し、絆という力で勝利することができるのだということですね。
「みんなのためだからこそ頑張れる」。。日本人の強みでしょか。
やはりスタンドプレーよりチームプレー。個人主義よりも集団主義。日本での企業経営も「みんなで取り組む」活動の方が得意なのです。
色々な試合のシーンを見ていて特に感じたのは、選手のメンタル面の強さや弱さでした。強い相手に向かって「立ち向かう時のパワー」は強力です。怖気づかず、果敢に望んでいく姿勢も共感でき、こちらも応援したくなってきます。
ところがいざ優勢なときに限ってミスが連発します。「勝ってる」と感じた瞬間に現れる気のゆるみや慢心がでるのか、アッという間に崩れてしまう。そして「ダメダメな空気」が流れてくるのです。
ところが、最後の最後で大逆転して名誉ある「金」をもたらすこともあります。
劣勢にであったとしても相手に望む姿勢が維持できていていたからこそ「立ち向かう時のパワー」が発揮できるのだと思います。
私は企業経営をしていても同じようなことを感じさせられることが多々あります。
経営が上手くいっているときは慢心になっていく。徐々にサービスの劣化が始まりいずれ大きなミスを連発するようになっていく。「なにくそ」とどん底から立ち上がり上を目指しているときこそ「立ち向かう時のパワー」が発揮できるもの。
たとへ劣勢になったとしても「ダメダメな空気」を打ち消すだけの強い姿勢と謙虚さを持ち続けること。
そのためにも一体となった集団として気持ちを一つにすること。つまりは、仲間との「連帯感」や「絆」が偉大な力を発揮することになるのだと思います。
本当にうまくいっている状態というのは、実は成功した時の瞬間ではなく、「みんなで」成功を目指して本気で取り組んでいる時そのものなのかもしれません。
さて、スポーツには様々なドラマがあり、多くの学べることがあります。それを一挙にみせてくれるのがオリンピック。2年後の2024年のパリオリンピック、とても楽しみにしています。
がんばれ!ニッポン!
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