がんばった日本!リオ・オリンピックに学ぶ。

ネクストビジョン ありまです。
リオ・オリンピック、日本勢の活躍は素晴らしいものでした。
金12、銀8、銅21と、獲得したメダル総数41は史上最多。感動のシーンも沢山あり、4年後の東京オリンピックが本当に楽しみになってきましたね。

今回のオリンピックで特に素晴らしかったのは、個人競技よりも団体競技の強さでした。
あのボルトもビックリさせた400mリレーや、卓球、水泳、バトミントン、体操もそうでした。

一人の力は弱くても「力を合わせれば偉大な力」を発揮できる。
皆で団結し、絆という力で勝利することができるのだということですね。
日本人の強みなのでしょか。

やはりスタンドプレーよりチームプレー。個人主義よりも集団主義。
日本での企業経営も「みんなで取り組む」活動の方が得意なのです。

女子バレーや卓球など色々な試合のシーンをみていてい特に感じたのは、メンタル面の強さや弱さでした。
強い相手に向かって「立ち向かう時のパワー」は強力でした。
怖気づかず、果敢に望んでいく姿勢も共感でき応援したくなります。

ところがいざ優勢なときに限ってミスが連発します。
「勝ってる」と感じた瞬間に現れる気のゆるみや慢心がでるのか、アッという間に崩れてしまう。そして「ダメダメな空気」が流れるのです。

バトミントンの女子ダブルスは最後の最後で大逆転して初の金をもたらしました。
劣勢になっても相手に望む姿勢が維持できていていたからこそ「立ち向かう時のパワー」が発揮できたのだと思います。

企業経営をしていてもでも同じようなことを感じさせられます。

経営が上手くいっているときは慢心になっていく。徐々にサービスの劣化が始まりいずれ大きなミスを連発するようになっていく。
なにくそと目指すモノがあって上を目指しているときには「立ち向かう時のパワー」が発揮できるもの。
劣勢になったとしても「ダメダメな空気」を打ち消すだけの強い姿勢をもつこと。

それには集団として一体となってその気持ちを一つにすること。「連帯感」や「絆」が偉大な力を発揮することになるのだとおもいます。

本当にうまくいっているときというのは、実は成功した時ではなく、「みんなで」成功を目指して本気で取り組んでいる時なのかもしれませんね。

4年後の東京オリンピック、とても楽しみにしています。

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この記事を書いた人

有馬 猛夫(ありま たけお)
ネクストビジョングループ 代表 IT系の専門学校で11年間教壇に立った経験を生かし、1999年ネクストビジョン設立。広島発ITベンチャー企業として製品開発・サービスの提供を行う。2006年広島市企業診断優良企業賞受賞。2008年マイクロソフト社と広島市によるITベンチャー支援企業として中国地方で初の選定企業となる。
・株式会社ネクストビジョン 代表取締役社長
・株式会社マイクロギア 代表取締役会長
・アナリックス株式会社 代表取締役会長
・一般社団法人ヘルスケアマネジメント協会 理事

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